クエリ画面の見方
クエリ画面は、AIが回答を作る前に、Web上の情報を探すために使った検索語を確認する場所です。Optyinoでは、この検索語を「クエリ」と呼びます。
観測数が多く、自社言及率が低いクエリから元のプロンプトとレスポンスを確認すると、自社サイトに不足している説明を見つけやすくなります。
左側のメニューから「クエリ」を選ぶと開けます。
この画面でできること
- AIが実際に使った検索クエリと、その観測回数を確認する
- クエリが使われた回答で、自社が言及された割合を確認する
- クエリを使ったAIモデルを確認する
- クエリの元になったプロンプトと、関連するレスポンスを確認する
- クエリや関連レスポンスをCSVで出力する
最初に確認する条件
画面上部のフィルタで、集計条件を確認します。
| 条件 | 確認すること |
|---|---|
| 期間 | 直近7日、30日など、いつ観測されたクエリを見るか |
| トピック | すべてのトピックか、特定のトピックだけか |
| AIモデル | すべての対象モデルか、特定のAIモデルだけか |
AIモデルによっては、回答時の検索クエリを取得できないことがあります。そのため、クエリ画面のAIモデルには、検索クエリを確認できるモデルだけが表示されます。
以前の結果と比べるときは、期間、トピック、AIモデルをそろえてください。
画面上部の数字
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 検索数 | AIがWeb検索でクエリを実行した延べ回数。同じクエリが複数回使われた場合も数えます |
| クエリ数 | 観測したクエリから重複を除いた数 |
| 自社ヒット率 | 観測された検索のうち、その検索を行ったAI回答で自社ブランドが言及された割合 |
各数字の横には、同じ長さの前期間と比べた増減が表示されます。「検索数」が増えていても、同じクエリが繰り返し使われている場合があるため、「クエリ数」とあわせて確認します。
検索数や観測数は、Optyinoが計測したAI回答の中で確認できた回数です。Googleなどの検索回数や、一般の利用者がその言葉を検索した人数ではありません。登録したプロンプトの中で、優先して確認するテーマを選ぶ目安として使います。
画面上部の「自社ヒット率」は、表示中のすべてのクエリをまとめた割合です。一覧の「自社言及率」は、クエリごとの割合です。
クエリ一覧の見方
一覧には、観測数が多いクエリから表示されます。
| 項目 | 意味 | 見るポイント |
|---|---|---|
| 検索クエリ | AIがWeb検索に使った言葉 | 自社の商品や顧客の悩みに関係する検索か |
| 観測数 | そのクエリが使われた回数 | AIが繰り返し必要としている情報か |
| 自社言及率 | そのクエリが使われた回答のうち、自社が言及された割合 | 観測数に対して自社が選ばれているか |
| AIモデル | そのクエリを使ったAIモデル | 特定のAIだけに偏っていないか |
| 検索元プロンプト数 | そのクエリの検索を発生させた、重複を除くプロンプト数 | 複数の質問に共通する重要な検索か |
観測数の横にある増減は、前期間との差です。観測数が1〜2回のクエリは結果が変わりやすいため、まずは観測数が比較的多いクエリから確認してください。
クエリを検索・出力する
「クエリ検索」に検索語の一部を入力すると、一覧を絞り込めます。特定の商品名、悩み、比較条件などを探したいときに使います。
「CSV出力」を選ぶと、現在の条件に合うクエリをファイルへ保存できます。検索クエリ、観測数、前期差、自社言及率、AIモデル、検索元プロンプト数が含まれます。
CSV出力は最大1,000件です。対象が多い場合は、期間、トピック、AIモデル、クエリ検索で絞り込んでください。
クエリ詳細を開く
確認したいクエリの行を選ぶと、画面右側に詳細が開きます。
詳細には「クエリ詳細」と「レスポンス一覧」の2つのタブがあります。最初に「クエリ詳細」で、そのクエリがいつ、どのAI、どのプロンプトから使われたかを確認し、次に「レスポンス一覧」で回答原文を読みます。
クエリ詳細
「クエリ詳細」では、次の内容を確認できます。
| 項目 | 確認できること |
|---|---|
| 観測数 | 選択した条件でクエリが使われた回数と、前期間との差 |
| 自社ヒット | そのクエリを使った回答のうち、自社が言及された回数と、前期間との差 |
| 観測トレンド | 選択期間内の、日ごとの観測数 |
| AI別観測数 | どのAIモデルが何回そのクエリを使ったか |
| 元プロンプト | どの質問からクエリが生まれたか。各プロンプトのヒット数と実行数も確認できます |
元プロンプトに表示される「ヒット」は自社が言及された回数、「実行」はそのクエリが観測された回答の総数です。
同じクエリが複数のプロンプトから生まれている場合は、特定の質問だけでなく、複数の検索意図に共通して必要とされる情報である可能性があります。
レスポンス一覧
「レスポンス一覧」では、そのクエリが観測されたAI回答を確認できます。行を選ぶと、元のプロンプト、AIモデル、回答本文、言及、引用情報などを詳しく読めます。
自社言及がなかった回答では、次の点を確認します。
- どのブランドやサービスが代わりに紹介されているか
- AIが求めた条件に対して、自社サイトに説明があるか
- 競合や第三者サイトのどの情報が引用されているか
- 自社の強みを裏付ける料金、仕様、事例、調査データが不足していないか
レスポンス一覧からもCSVを出力できます。実行日、検索クエリ、プロンプト、AIモデル、AI回答が含まれ、最大1,000件まで出力できます。
改善対象を見つける順番
- 期間、トピック、AIモデルを選びます。
- 観測数が多く、自社言及率が低いクエリを探します。
- クエリ詳細で、AI別観測数と元プロンプトを確認します。
- レスポンス一覧で、自社が言及されなかった回答を読みます。
- 引用元と競合の説明から、AIが必要としている情報を確認します。
- 自社サイトに追加・更新する説明を、1つずつ整理します。
クエリだけを見て記事を作るのではなく、元プロンプトとレスポンスまで確認すると、利用者が本当に知りたいことから外れにくくなります。改善の考え方は引用元から打ち手を見つけるでも説明しています。
クエリが表示されないとき
読み込み中は、一覧部分に読み込み表示が出ます。表示が終わるまで、少し待ってください。
「クエリの取得に失敗しました」または「クエリ詳細の取得に失敗しました」と表示された場合は、クエリが0件という意味ではありません。一時的にデータを取得できなかった状態です。画面を再読み込みし、繰り返し表示される場合は、表示された文言と確認時刻を控えてください。
「まだ観測クエリがありません」と表示された場合は、プロンプトの実行後に、AIがWeb検索を行ったクエリが集計されるまで待ちます。すべての回答でWeb検索が行われるとは限りません。
「検索条件に一致するクエリがありません」と表示された場合は、次の順に確認します。
- クエリ検索に入力した文字を消します。
- トピックとAIモデルを「すべて」に戻します。
- 期間を広げます。
- レスポンス画面で、対象期間に回答が取得されているか確認します。
条件を戻してもデータが表示されない場合は、データがまだ表示されないをご覧ください。